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第7回 全球都市全史研究講演会
The 7th Whole Earth Urban Historical Research Seminar

このたび、「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト:そのメカニズム解明と未来可能性に向けた都市圏モデルの提案」プロジェクトでは、下記の通り、第7回全球都市全史研究講演会を実施いたします。

みなさま奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

日  時: 2011年3月29日(火) 15:30〜18:30
会  場: 東京大学生産技術研究所As棟303・304号 (アクセス)
題  目: コミュニティと都市
主  催: 総合地球環境学研究所
「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト」プロジェクト
(メガ都市プロジェクト 代表:村松伸)
□ 発表要旨

私たちは、メガシティのこれからを見定めるために、地球上に存在した都市、あるいは今、まさに地球にある都市を、さまざまな角度から見て、その工夫や問題点を学ぶ研究会を開いています。今回は、コミュニティをテーマにします。人間が社会生活を営むためには、個人から家族、コミュニティ、部族、民族、町民、市民、国民など人と人との集合体を考えていくことが必須で、都市を考えるときの重要な切り口になるのではないでしょうか。岡村さんには西インドカッチ地方の伝統的カースト制度の中での集住地におけるコミュニティの在り方、小林さんからにはジャカルタにおけるスハルト体制下でのコミュニティの在り方のご発表をお願いいたしました。その後に、小規模住民組織を単位とした住環境整備の開発手法および農村コミュニティにおける地域振興と持続可能性を研究していらっしゃる川澄さんからコメントを戴き、お越しいただいた方全員が参加する形で、都市とコミュニティの関わりを、地域と歴史を縦断する形で討論を進めていきたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。

□ プログラム
15:30-15:40 開催挨拶 村松伸(総合地球環境学研究所)
15:40-16:20 講演1
「インド・グジャラートの歴史的港町における都市空間構造とコミュニティ構成 −カッチ地方にみるカーストの住み分けとその変容を中心に−」
岡村知明(東京文化財研究所)
16:20-17:00 講演2
「スハルト新秩序体制下における官制住民組織の機能」
小林和夫(創価大学文学部) 
17:00-17:10 休憩
17:10-17:30 コメント
コメンテーター:川澄厚志(東洋大学国際地域学部地域活性化研究所)
17:30-18:30 討議
司会および趣旨説明:西村弘代(東京大学生産技術研究所)
【お問合せ】
林 憲吾 | HAYASHI Kengo
(総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員)

総合地球環境学研究所
〒603-8047
京都市北区上賀茂本山457番地4
TEL:075-707-2340 (直通) / 2353
FAX:075-707-2508
→ プロジェクトのホームページ
西村 弘代 | NISHIMURA Hiroyo
(東京大学生産技術研究所村松伸研究室 博士課程)
東京大学生産技術研究所村松伸研究室
〒153-8505
東京都目黒区駒場4−6−1 Bw701
TEL:03-5452-6442
→ 東京大学生産技術研究所村松研究室のホームページ