第6回全球都市全史研究会
「人口・土地・文化資源からみる中国メガ都市の諸問題」

日  時: 2011/3/23(水) 15:30-18:30
場  所: 総合地球環境学研究所セミナー室3・4 ( アクセス)
主  催: 人間文化研究機構連携研究「アジアにおける自然と文化の重層的関係の歴史的解明
「中国における生態城市の研究」
共 催: 地球研「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト」プロジェクト
(通称:メガ都市プロジェクト・代表:村松伸)
中国環境問題研究拠点
【開催趣旨】
中国では、近年の急速な経済成長に伴い、都市化が強力に進展した。その結果、人口1000万人以上のメガ都市が上海、北京に加えて、現在では、広州や深セン(「セン」は、「つちへん」に「さんぼんがわ」)など珠江デルタ地帯にも出現しようとしている。これらメガ都市では、人口資源の管理、交通やエネルギー、水利、情報通信網などインフラ整備事業の問題が山積みである。
本研究会では、上海と広州を取り上げ、メガ都市の労働力としての出稼ぎ農民工の現状と問題、近20年間の上海の土地利用の変遷、メガ都市へ向けての広州の文化資源戦略に焦点を当てて、沸騰する中国メガ都市の現在に着目して、その問題点を検討した上で、将来的な方向性を見出したい。
村松伸(総合地球環境学研究所)
「全球都市全史における中国都市の位置付け」
講演者:
厳 善平(桃山学院大学経済学部)
「上海市における流動人口の働き、賃金と暮らし」
韓 驥(名古屋大学大学院環境学研究科)
「中国におけるメガシティの土地利用変化と将来の都市成長:上海を対象としたケーススタディ」
英語、通訳なし
包 慕萍(法政大学デザイン工学部)
「中国メガ都市の広州:空間文化資源の歴史と再生戦略」
コメンテータ:
窪田順平(地球総合環境学研究所)
司会:村松伸
【お問い合わせ先】
松永光平
(総合地球環境学研究所 中国環境問題研究拠点 研究員)

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