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「KYOTO地球環境の殿堂」第2回殿堂入り者が決定しました

第2回目となる「KYOTO地球環境の殿堂」の殿堂入り者が決定し、平成22年10月29日に、京都市役所の市政記者室にて発表が行われました。
「KYOTO地球環境の殿堂」とは、「京都議定書」誕生の地である京都の名のもと、世界で地球環境の保全に多大な貢献をした方の功績を称えるとともに、京都から世界に向けて広く発信することにより、地球環境問題の解決に向けたあらゆる国,地域,人々の意志の共有と取組に資することを目的として、気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)が開催された国立京都国際会館にその功績を展示するもので、平成21年に第1回の殿堂入り者が発表されました。
「KYOTO地球環境の殿堂」の運営協議会は、地球研,京都府,京都市他の7団体で構成され、地球研の立本所長が運営協議会の委員長を務めています。
・殿堂入り決定者
エリノア・オストロム 氏(1933年生)アメリカ合衆国
  インディアナ大学教授。コモンズ(共有資源)の集団管理に関する研究により、地球環境問題の解決に資する画期的な指針を示した。2009年、ノーベル経済学賞受賞。
シグミ・シンゲ・ワンチュク 陛下(1955年生)ブータン王国
  ブータン王国第4代国王陛下。「国民総幸福度」(GNH)の概念を提唱し、地球環境と共生する思想を世界に広めた。
原田 正純 氏 (1934年生)日本
  元・熊本学園大学教授。水俣病をはじめとした公害問題の社会医学的な研究を行い、世界の環境問題の解決に貢献した。
※記載はアルファベット順
・表彰式
日 時  平成23年2月13日(日) 午前10時〜正午
会 場  国立京都国際会館 メインホール (京都市左京区宝ヶ池)
内 容  殿堂入り者表彰式、記念スピーチ 他 ※日英同時通訳
定 員  1,000名 ※参加無料(参加申し込み方法は、12月中旬頃発表予定)