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京都議定書発効記念活動交流イベント
〜京野菜を食べよう(地産地消)〜に地球研が参加

地球研のある京都市では、京都議定書が発効された2月16日を記念し、 「DO YOU KYOTO ?」(環境にいいことしてますか?)を合言葉に、来る2月15日(日)にみやこめっせ(京都市勧業館)で交流イベントが開催されます。 地球研では、このイベントに地球研としてテーマ、コンセプトを掲げ参加いたします。
※詳細(プログラム)はこちら( PDF )です。
【テーマ】
「ゆるやかな“地産地消”へ―地球環境問題としての食生活」
【コンセプト】
¶ ゆるやかさ、とは?
環境問題や健康面への関心の高まりにともない、いま「地産地消」がブームです。しかし、リゴリスティックなそれに陥ることは、かえって食文化の展開を阻害しかねません。むしろ、厳密な意味での地域内生産・地域内消費を志向するのではなく、素材のルーツや生産・流通過程に対する問題意識の向上としての「知産知消」という側面の重要性が指摘されています。たとえば、いわゆる京料理を見れば顕著なわけですが、一方で京野菜という在来作物の地域性をいかし、“域内”の素材に重点を置きつつも、生産性の乏しい京都では、古くより“域外”の要素も積極的に取り入れてきました。「地産地消」ということで本当に求められているのは、どこまでも地域に閉じようとする“きびしさ”ではなく、むしろ“ゆるやかな”スタイルではないでしょうか。では、あるべき“ゆるやかさ”とはどのようなものなのか。そのありようを、地球研なりに提示できればと思います。
【日    時】
2009年2月15日(日) 11:00−15:00
【会    場】
みやこめっせ(京都市勧業館)第2展示場C面   (アクセス)
【展示・ワークショップ】
(当日,会場において関係団体による展示・ワークショップがあります)
○総合地球環境学研究所によるサイエンスカフェ
(講師)
総合地球環境学研究所  副所長・教授  秋道智彌氏
総合地球環境学研究所  教授  阿部健一氏
※NPO法人平和環境もやいネットによるフェアトレードのコーヒーを提供
○企業,NPO,大学等による展示
○ワークショップ(リサイクル素材を使った京ごまや名刺入れ等の制作)
○おもちゃのかえっこバザール
※遊ばなくなったおもちゃを持ってきてください。
【参加費】
無料 (当日、直接会場へお越しください)
※先着200名様に京野菜や「DO YOU KYOTO?」トラフィカ京カード等が当
    たる抽選券を配付する。
【お問い合わせ】
鞍田 崇 KURATA Takashi
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所 研究部 研究員
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山 457-4
  TEL:075-707-2382    FAX:075-707-2508
  E-mail:
  総合地球環境学研究所ホームページ