福嶌義宏名誉教授が「第62回毎日出版文化賞」を受賞

平成20年11月3日、地球研叢書の 『黄河断流−中国巨大河川をめぐる水と環境問題』 福嶌義宏(地球研名誉教授・鳥取環境大学教授)著(昭和堂)が、「第62回毎日出版文化賞」 を受賞することが決まりました。本書は、総合地球環境学研究所の研究プロジェクトC03 「 近年の黄河の急激な水循環変化とその意味するもの (H14-H19) 」 の成果の1つとして、プロジェクトリーダーである著者が執筆したものです。

本賞は、第二次世界大戦の終戦後間もない1947年(昭和22年)、出版文化の向上を願い創設されたもので、選考は、文学・芸術部門、人文・社会部門、自然科学部門、企画部門の4部門で行われ、今年8月までの約1年間に初版が刊行された出版物及び同時期に最終巻が刊行された全集を対象として、出版社からの自薦と毎日新聞社が委嘱した者の推薦により、計275編の中から予備選考を経て決定されました。

なお、贈呈式は、11月25日(火)15時30分からグランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区紀尾井町)で行われます。

■自然科学部門
『黄河断流−中国巨大河川をめぐる水と環境問題』 福嶌義宏・著(昭和堂)
詳細は 「毎日出版文化賞:受賞、名著5作」 をご覧ください。