第8回 地球研 フォーラム
「よく生きるための環境−エコヘルスをデザインする−」

地球研の理念や研究成果に基づいて具体的な問題提起を行うことを目的に年1回 開催している「地球研フォーラム」は、今年で8回目を迎え、来る7月5日(日)に国立京都国際会館において開催いたします。

【背景とねらい】
地球環境問題は、究極的には、われわれ人類の「快適な生存」の問題です。健康はその重要な構成要素。今回の地球研フォーラムでは、この健康と環境とのつながりを明らかにしたいと思っています。環境を保全・回復させることと、健康を維持・向上させることはどう結びついているのか。日本だけでなく、東南アジア、モンゴルの草原、太平洋の島々、アフリカの事例を紹介します。今回の新型インフルエンザがまさに示しているように、世界の人々の健康は、われわれの健康と関わっているのです。そのうえで将来に向けて、そもそも「よく生きるための環境」とはなにか、を考えてみたいと思います。健康を考えることは環境を考えることです。


※詳細(チラシ)のダウンロードはこちらです(296KB )。

【日    時】
平成21年7月5日(日) 13:30−17:00(13:00開場)
【会    場】
国立京都国際会館  Room A  (アクセス  交通のご案内、  周辺ガイド
〒606-0001京都市左京区岩倉大鷺町422番地
【主    催】
総合地球環境学研究所
【プログラム】
主催者挨拶: 立本成文 (総合地球環境学研究所長)
趣旨説明: 門司和彦 (総合地球環境学研究所教授)
   「エコヘルス−環境と健康は繋がっている−」
話題提供: 鈴木庄亮 (群馬大学名誉教授。NPO法人国際エコヘルス研究会代表)
   「日本人のエコヘルス−インドネシアとの比較から−」
山村則男 (総合地球環境学研究所教授)
   「モンゴル草原とボルネオ熱帯林に暮らす人々のエコヘルス」
梅津千恵子 (総合地球環境学研究所准教授)
   「サブサハラ・アフリカに暮らす人々のエコヘルス」
一盛和世 (世界保健機関(WHO) 「無視されている熱帯病」
対策部門・媒介昆虫生態・対策分野・科学官)
   「太平洋の島々に暮らす人々のエコヘルス
      −蚊媒介疾病対策を通して見えてきたもの−」
   
パネルディスカッション (司会:阿部健一・門司和彦)
  鈴木庄亮、山村則男、梅津千恵子、一盛和世
【聴    講】    無  料
※フォーラム会場は、地球温暖化防止対策への取り組みのひとつとして、
室温を高めに設定します。みなさまも軽装でお越しください。
【申込み方法】
当日申込大歓迎
開催日当日、「当日申込受付」までお越しください。
受付開始時間 午後1時から
【申し込み・お問い合わせ先】
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457−4
総合地球環境学研究所研究協力課 地球研フォーラム事務局
TEL:075-707-2492   FAX:075-707-2510
E-mail: