第7回 地球研 フォーラム
「もうひとつの地球環境問題 会うことのない人たちとともに」

地球研の理念や研究成果に基づいて具体的な問題提起を行うことを目的に年1回 開催している「地球研フォーラム」は、今年で7回目を迎え、来る7月5日(土)に国立京都国際会館において開催いたします。

【概    要】
  地球規模の環境問題としてもっとも広く認識されているのは、地球温暖化です。また黄砂や鳥インフルエンザなど汚染物質が物理的に「越境」して被害が拡大する地球環境問題があります。その一方、乾燥地における砂漠化や水不足、アマゾンや東南アジア、北方林などで進行する森林破壊、水産資源の乱獲など、資源利用をめぐって一見日本から遠く離れた地域で深刻化している環境問題が多くあります。これら日本から遠く離れた地域の環境問題も、実はその原因を考えると、経済がグローバル化する中で“モノ”が地域を越えて「越境」するにことよって引き起こされており、地球規模での取り組みが必要とされる「もうひとつの地球環境問題」です。今回のフォーラムでは、“モノ”が地域を越えて「越境」することによって引き起こされている地球環境問題に関して、実態や解決にむけての取り組みなどについて、4名の方に話題提供をいただき、パネルディスカッションを行います。

※「第7回地球研フォーラム」の詳細(チラシ)のダウンロードはこちらです(3.2MB )。

【話題提供】
1.エビから見えてきたもの
村 井 吉 敬(早稲田大学アジア研究機構・教授)
2.アムールトラの棲む森は今−木材越境が招く危機
山 根 正 伸(神奈川県自然環境保全センター・専門研究員)
3.越境する健康問題−リスクのパラドックス
門 司 和 彦(総合地球環境学研究所・教授)
4.「つなぐ」こと:東ティモールの環境保全型コーヒー栽培
阿 部 健 一(総合地球環境学研究所・教授)
【パネルディスカッション】
村 井 吉 敬×山 根 正 伸×門 司 和 彦×阿 部 健 一
司 会   窪田順平(総合地球環境学研究所・准教授)
【日    時】
平成20年7月5日(土) 13:30−17:00(13:00開場)
【会    場】
国立京都国際会館  (アクセス  交通のご案内、  周辺ガイド
〒606-0001京都市左京区岩倉大鷺町422番地
【聴    講】
無    料(どなたでも聴講できます)
【申込み方法】
はがき、FAX、e-mailにて・郵便番号・住所・氏名・電話番号・参加人数を明記の上、下記「地球研フォーラム事務局」までお申し込み下さい。後日参加券をお送りします。
※お寄せいただいた個人情報は、参加券の発送にのみ利用いたします。
【申し込み・お問い合わせ先】
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457−4
総合地球環境学研究所研究協力課 地球研フォーラム事務局
TEL:075-707-2148   FAX:075-707-2106
E-mail:
【そ の 他】
フォーラム会場は、地球温暖化防止対策への取り組みのひとつとして、室温を高
めに設定します。みなさまも軽装でお越し下さい。