HOME > 過去のトピックス〈一般〉:2009年 > 2月13日-14日 (開催案内)

第5回 地球研地域セミナー
(琉球大学観光産業科学部共同企画)
やんばるに生きる−自然・文化・景観のゆたかさを育む地域と観光−

地球研スタッフが日本各地に出向き、地元の研究者や市民とともに地域に固有の自然と文化の問題について考える「地球研地域セミナー」を開催しています。第5回となる今回は、沖縄県名護市及び国頭村にて下記のとおり開催いたします。
※詳細(チラシ)はこちら( PDF )です。
【タイトル】
やんばるに生きる−自然・文化・景観のゆたかさを育む地域と観光−
【概   要】
沖縄島北部「やんばる」は、日本列島の中でも飛びぬけて豊かな生物多様性をもっています。その森と川は、島のすべての人々にとっての命の水瓶であり、いにしえから畏敬の念をもってあがめられた聖域でもあります。このようなやんばるの自然と文化的景観の豊かさは、その恵みに感謝しつつ資源を枯渇させることのないように利用してきた、地域住民の生き方の多様性と豊かさの反映であったと言えるのではないでしょうか。
人類が直面している未曾有の危機である環境問題を、人類のもつ生活様式=文化の問題として解明し、未来に向かって開かれた新しい生き方の発見と提唱をめざす総合地球環境学研究所と、アジア太平洋地域に開かれた学びの拠点として、地域の持続的な発展への道を観光の面から教育・研究している琉球大学観光産業科学部がはじめて共同でとりくむ地域との連携実践の企画です。
自然と生物・文化的景観のすべてが豊かなやんばるを未来の世代に手渡し、そのすばらしさを世界に発信していくために、地域のみなさん、やんばるに魅せられたみなさん、ともに集い、学びあい、交流しましょう。そして、やんばるの未来を考える上での、よりよい観光の役割とあり方を地元のみなさんと考えてみる機会にしたいと思います。
【日    時】
第1部  2009年2月13日(金) 18:30−20:30
第2部  2009年2月14日(土) 10:00−16:00
【会    場】
第1部  名護市民会館 中ホール   (アクセス)
(名護市港2丁目1番1号)
第2部  国頭村比地公民館
(沖縄県国頭郡国頭村字比地151-2)
【主    催】
総合地球環境学研究所
琉球大学観光産業科学部
【後    援】
内閣府沖縄総合事務局、環境省那覇自然環境事務所、沖縄県
沖縄県教育委員会、名護市、国頭村、大宜味村、東村・今帰仁村
【協    力】
国頭村比地公民館
【プログラム】
第1部  「やんばるの人と自然、そして観光」
開会挨拶    琉球大学観光産業科学部長  平敷徹男
導入講演    総合地球環境学研究所長  立本成文
講   演 1    総合地球環境学研究所教授  湯本貴和
講   演 2    今帰仁村歴史文化センター館長  仲原弘哲
講   演 3    観光庁観光資源課長  水嶋  智
第2部  「文化的景観と観光の可能性」
セッション1
比地のムラ歩き体験 (地元ガイドによる着地型観光の試み)
昼  休  み
地域の食材でやんばるの魅力を再発見
ポスターセッション (ポスター、写真パネル展)
セッション2
講   演 1    文化庁文化財調査官  井上典子
講   演 2    琉球大学非常勤講師  早石周平
パネルディスカッション
コーディネーター:山口県立大学教授  安渓 遊地
    パネリスト:NPO法人国頭ツーリズム協会顧問  久高将和
やんばるものつくり塾塾長  島袋正敏
総合地球環境学研究所教授  湯本貴和
琉球大学教授  花井正光
【聴    講】
無  料  事前申込の必要はありません。
(但し、2月14日につきましては、昼食代として500円を別途負担願います。)
【定    員】
2月13日  250人 (先着順)
2月14日  100人 (先着順)
【セミナーに関するお問い合わせ先】
総合地球環境学研究所
  TEL:075-707-2470    FAX:075-707-2507
  E-mail:
琉球大学観光産業科学部
  TEL:098-895-8196    FAX:098-895-8196
  E-mail: