【国際ワークショップ】
中国の森林政策と緑化協力を考える日中国際シンポジウム
中国は、1999年から退耕還林政策を開始し、意欲的な植樹活動に取り組み、2010年には森林被覆率が20.4%にまで高めました。また、2002年には世界でも珍しい砂漠化防止のみを目的とした法律を制定するなど、森林、草の造成に努めています。2008年からは、共産党の指導のもとで林権制度改革を開始し、農民に土地の請負権を保障し生産性の向上をはかっています。一方で、日本は90年代から、円借款や日中緑化交流基金を通じ中国の森林造成に尽力し、多くの民間団体が中国の緑化に貢献しています。本シンポジウムは、中国から森林政策の専門家を招き、変容しつつある中国の森林政策を見据えながら、主として中国の乾燥地における日本としての緑化協力のあり方を考えるものです。
多数の方のご参加をお待ちしています。
・日 時 12月23日(木・祝日) 午前9時~17時30分
・場 所 龍谷大学ともいき荘 2階研修室
京都市上京区室町通下長者町下る ℡075-366-5303
・主 催 鳥取大学乾燥地研究センター
・共 催 龍谷大学、拓殖大学
・協 力 NPO法人環境保全ネットワーク京都
・参加者 研究者、NPO関係者、実務家等約50名
・内 容 報告者&タイトル (逐次通訳により実施)
Ⅱ部 14:45-17:30 植樹協力からみた中国の森林
【報告】 各30分
黄河の森緑化ネットワーク 矢野正行事務局長
緑の地球ネットワーク 高見邦雄事務局長
環境保全ネットワーク京都 田中誠司理事
【パネルディスカッション】 報告者3名プラス郭俊栄副院長
コーディネーター:鳥取大学乾燥地研究センター 山中典和教授
◎参加申込み&問合せ先
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67 龍谷大学法学部 北川研究室
FAX 075-643-8510
Email:kita-ken[*]law.ryukoku.ac.jp ([*]を@に置き換えてください)