2008年クリスマスのお便り(湯本より)
列島プロジェクトメンバーの皆様(Bcc:ですべての方にお送りしています)

みなさま
(Bccでプロジェクト全員の方にお送りしています)
Merry Christmas!でございます。

本日、文一総合出版の菊池千尋さんがお見えになって、シリーズ本の相談をしました(ここまでに至るまで、矢原徹一さんの多大なお力添えをいただきました!)。

  1. 【シリーズタイトル・各巻のタイトル】原稿の様子をみながら、決定したい。「日本列島プロジェクト」という「何それ?」という題目を使うのも手である。新しいキーワードを提案するために、本には副題をつける方向。最近の本は題名だけ読んだら中身がわかる傾向が強い。
  2. 【外形】320頁(1頁1000字見当)、売価4000円、初版2000部。カラー口絵8頁(これは8頁単位で増やせます)。印税は初版4%で重版8%。ハードカバー(主な販売ターゲットは図書館なので、図書館仕様)。「である」調、縦書き。
  3. 【出版計画】2010年10月から毎月発行で2011年3月まで1巻ごとに発刊。これは書店での露出期間を長くするため。おおむね返品が3ヶ月後となるので、一括だと3ヶ月しか店頭に並ばない可能性もあるが、1巻ごとだと最初の巻から始めて9ヶ月ほど書店に並ぶことになる。全巻同時発行でも全巻一括で買うひと(2万5千円ほど)はそんなに多くない。むしろ、書店での露出期間を最大限にすべき。これまで第6巻とされていた「人と自然」という総説を第1巻に(あとの巻への導入として、あるいはCOP10へのメッセージとして)。その巻に全巻の目次と索引をつける。
  4. 【スケジュール】初稿から最終入稿まで、査読1回だと10ヶ月、査読2回だと1年をみる必要がある。半年がかりで発刊していくが、最初の巻が発刊されたときには、索引も目次をつけるので、すべての原稿を入稿状態としたい。
  5. 【査読体制】それぞれの章は、1)シリーズ監修者(湯本)、2)各巻の編者、3)スペシャリスト(地域班では、別の班だが同じ専攻分野の方、手法班は適宜)、4)編集者(菊池さん=しろうと代表)で読み合わせる。
  6. 【地域班】第2巻から第5巻という地域班中心の巻は、4部12章(+序章と終章)4コラムを基本とする。頁割りは、序章5頁、各章20頁(図表を含む=20,000字=400字詰め50枚)、コラム2頁(活字を小さくして2200字)、終章5頁、文献リスト10〜20頁。環境史年表は見返しに。
  7. 【手法班】第1巻といっていた「日本列島」という手法班中心の巻は、環境史の方法論の有効性を、人文科学の読者にもわかりやすく述べるものにしたい。構成は6と同じ。原著論文との関係があるので、発刊は最終(2011年3月)に。

ということで、とくに〆切に余裕がなくなってきました。作業手順としては、

となりそうです。クリスマスのメールが、くるしませるメールとなりました。ひきつづいて、各巻の編者の方には、各巻の構成について、個別にメールを作成いたします。

ここからは本当にみなさまのご協力なくしては一歩も進めません。これまでにないプロジェクトのこれまでにない成果として、みなさまのご理解とご協力を改めてお願い申し上げる次第でございます。

では、よいお年をお迎えください。

湯本貴和(拝)

Takakazu YUMOTO