2017年9月2日~3日、一般社団法人日本環境教育学会第28回年次大会(岩手大学)において、地球研・岸本紗也加研究推進支援員の発表「『地球環境学』を活かした環境教育の実践と課題」が、第13回研究・実践奨励賞を受賞しました。本賞は、環境教育の研究・実践の発展に貢献している取り組みに対して授与されるものです。
本発表では、地球研が京都府立洛北高等学校および京都府立北稜高等学校において教育協力協定に基づく「地球環境学」を活かした環境教育を実践しつつ、環境教育資材の開発を目指していることが紹介されました。
地球研が高校生に「地球環境学」の学習および考察の機会を提供・サポートするなかで、その成果を地球研市民セミナーや京都府環境学習ポータルサイトなどにおいて広く一般市民に発信してきたこと、さらに、地域社会における環境教育活動が、地域社会から地球研の社会的意味や可能性、「地球環境学」を再考する機会につながっていることが報告されました。
授与式は2018年8月24日(金)~26日(日)東京学芸大学にて開催される日本環境教育学会第29回大会中の会員懇談会学会総会にて行なわれる予定です。