地球研地域連携セミナーは、世界や日本の各地域で共通する地球環境問題の根底を探り、解決のための方法を考えていくことを目的に、地元の大学や研究機関、行政機関などと連携して開催するセミナーです。第18回となる今回は、宮崎県高千穂町にて下記のとおり開催いたします。
- 日 時
- 2017年1月21日(土)13:00-16:30
(開場12:30) - 会 場
高千穂町自然休養村管理センター
(宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1498)
(⇒アクセス)- 主 催
- 高千穂町、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所
- 共 催
- 宮崎県
- 後 援
- 日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村、宮崎大学、高千穂地区農業協同組合、一般社団法人高千穂町観光協会、高千穂町商工会、世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会
- テーマ
- 世界農業遺産-変えなければならないものと、変えてはならないもの-
- 概 要
宮崎県北部の高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村は少子高齢化・就業機会の不足といった現代の地方に多くみられる課題が典型的に顕在化しています。農業上でも、担い手不足と市場へのアクセスの悪さなど様々な問題を抱えています。
その地域が2015年、世界農業遺産に認定されました。農業経営に欠かせない地域社会の結束力と、多世代間の密な交流が高く評価されたのです。興味深いのは、都市から遠く離れた山間地域にありながら、地域の二つの高校で、地域社会に支えられながら、それぞれ世界に目を向けた教育を行っていることです。
今回のセミナーでは、企画の段階から地域社会・行政・次世代(高校生)の参画を得て、地域として何を変えなければならないのか、何を大切に残すべきなのか、論議したいと考えています。
- 申込方法
事前申込が必要です。
電話・FAX・e-mail のいずれかで、①氏名(ふりがな)、②電話番号を明記して、下記までお申込みください。
※この申込みを通じて得た個人情報は、連絡業務のみに使用いたします。
当日申し込みも受け付けます。
〒882-1101
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井13
高千穂町役場・財政課総合政策室
TEL: 0982-73-1260
FAX: 0982-73-1261
e-mail:- 問い合わせ先
- 総合地球環境学研究所 広報室
Tel:075-707-2128
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4※平日の8:30-17:00にお問い合わせください。
※2016年は12月28日まで、2017年は1月4日から対応しています。
高千穂町役場・財政課総合政策室
〒882-1101
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井13
TEL: 0982-73-1260
FAX: 0982-73-1261
プログラム
- 13:00-13:20
- 13:20-13:50
- 13:50-14:20
- 14:20-14:50
- 14:50-15:10
- 15:20-16:30
挨拶
内倉信吾(高千穂町 町長)
安成哲三(地球研 所長)
講演1
阿部健一(地球研 教授)
「高千穂郷・椎葉山地域が選ばれた理由」
講演2
林浩昭(国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会 会長)
「認定後の国東半島宇佐地域の取り組み」
園児神楽(旭ヶ丘保育園)
発表
宮崎県立高千穂高等学校 甲斐華穂 甲斐希実
「高千穂高校生が考える世界農業遺産」
休憩(10分)
パネルディスカッション
佐藤公也(徳別当棚田を守る会 代表)
坂本佐代美(山の学校レストラン菜膳 店主)
後藤俊彦(高千穂神社 宮司)
田邊貴紀(畜産農家)
(コーディネーター:阿部健一、林浩昭)