気候史プロジェクト-高分解能古気候学と歴史・考古学の連携による気候変動に強い社会システムの策探 プロジェクトリーダー 中塚武

総合地球環境学研究所
 

新着情報

2018年度

2019.02.12

第26回地球研地域連携セミナー(大阪)発表要旨集を公開しました

昨年12月16日(日)、大阪歴史博物館4階講堂で行なわれました、第26回地球研地域連携セミナー(大阪)の、発表要旨集を公開しました。

どうぞご覧ください。

第26回地球研地域連携セミナー(大阪)発表要旨集はこちら

2018.11.14

2018年12月16日(日) 第26回地球研地域連携セミナー(大阪)のお知らせ

地球研では、世界や日本の各地域で共通する地球環境問題の根底を探り、解決のための方法を考えていくことを目的に、地元の大学や研究機関、行政機関などと連携して定期的に地域連携セミナーを開催しています。

その第26回目が、下記のとおり、大阪歴史博物館さんとの共催でおこなわれます。「私たちの祖先は気候変動にいかに対峙してきたかー弥生時代から近世までー」と題して、気候適応史プロジェクトの成果を、大阪とのかかわりを中心に報告いたします。

日時 2018年12月16日(日)13:00-16:45

場所 大阪歴史博物館 4階講堂

第26回地球研地域連携セミナー(大阪)について詳しくはこちら


2017年度

2017.12.2

三宅賞受賞

三宅賞受賞のようす

中塚リーダー 地球化学研究協会学術賞「第45回三宅賞」を受賞

「三宅賞」は故・三宅泰雄博士を記念して作られた賞で、地球化学の研究に顕著な業績を収めた科学者に贈呈されるものです。中塚リーダーは熱分解元素分析計と同位体比質量分析計の組み合わせからなる有機物の酸素同位体比の測定手法を大きく改革し、開発した手法を樹木年輪に応用して、日本やアジアのモンスーン地域では樹木年輪セルロースの酸素同位体比が湿度の鋭敏なプロシキになっていることを発見しました。また気候適応史プロジェクトを実施し、気候に関する精密な理系の分析・解析を土台として、人間社会への影響を推定するなど先駆的な研究成果が幅広い関心を集め、今後の地球科学の発展に大きな貢献をなすものと評価されました。これをうけて2017年12月2日(土)霞が関ビル35階東海大学校友会館にて、受賞式と受賞記念講演「樹木年輪酸素同位体比を用いた高時間分解能による古気候学の推進と歴史学・考古学への応用」が行なわれました。

地球研ホームページでのリリースはこちら


地球化学研究協会についてはこちら


2017.4.6

成果報告書2

成果報告書2

気候適応史プロジェクトの成果をまとめた業績集「気候適応史プロジェクト成果報告書2」を発行しました。

どうぞご覧ください。

気候適応史プロジェクト成果報告書2はこちら



2016年度

2017.3.27

さくらサイエンスプランの支援によりアジアの学生・ポスドクを受け入れました。

2016.4.8

成果報告書1

成果報告書1

気候適応史プロジェクトの成果をまとめた業績集「気候適応史プロジェクト成果報告書1」を発行しました。

どうぞご覧ください。

気候適応史プロジェクト成果報告書1はこちら


2015年度

2016.3.22

2016年3月24日(木) Raymond S. Bradley教授 講演会のお知らせ

古気候学の立場から20世紀における地球温暖化の実証的研究を主導してきた、世界における第一人者Raymond S. Bradley教授(米国マサチューセッツ大学気候システム研究センター所長)が"Norse settlers in the North Atlantic: history, archeology and paleoclimate"と題して、古気候学、考古学、歴史学の関係についてヨーロッパの事例を元に講演されます。

日時 2016年3月24日(木)13:30-15:00

場所 総合地球環境学研究所 講演室

Bradley教授講演会について詳しくはこちら

2015.12.17

年輪の妖精ネンリンジャー

年輪の妖精 ネンリンジャー

年輪研究でノリノリな年輪の妖精「ネンリンジャー」が誕生しました!年輪研究にもっとも貢献しているスギさん、色白で木目が細かいヒノキちゃん、劣化が激しいコナラばあ、神社や寺で巨木になりがちなケヤンキーの4匹です。今後、木材の特徴や測定方法を紹介していきます。

気候適応史プロジェクトニューズレター7号にも登場しているのでどうぞご覧ください。

気候適応史プロジェクトニューズレター7号はこちら

2015.12.11

2016年1月29日(金)地球研東京セミナー開催のお知らせ

地球研では、研究成果を多くの方に発信するため、東京にて年に1回、一般の方を対象としたセミナーを開催しています。今回のテーマは「人が空を見上げるとき―文化としての自然」です。

気候適応史プロジェクトからは、鎌谷かおるプロジェクト研究員が「空を読む人々―江戸時代の日記に見る『空』へのまなざし」と題して発表します。

事前申込制、参加無料(定員500名)

地球研東京セミナーについて詳しくはこちら

2015.09.05

ねんりんまん

出番があるのか?乞うご期待!

9月5日(土)19:30~より放映のNHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ 日本に迫る脅威 第1集 極端化する気象~海と大気の大変動~」にて、気候適応史プロジェクトが受けた取材の様子が放映される予定です。ぜひご覧ください。

NHKスペシャルホームページはこちら

2015.07.31

オープンハウスの様子

オープンハウスの様子

2015年7月31日(金)、毎年恒例の「地球研オープンハウス」が開催されました。オープンハウスでは、地球研の活動をより多くの人に知ってもらうために、各プロジェクトが行なっている研究についてわかりやすく紹介するイベントを企画しています。

気候適応史プロジェクトでは、「江戸時代の天気を学ぼう!」と題して、江戸時代の書物や絵図、日記や古文書に天気がどのように描かれ記されたのか、また、天気を調べる施設が江戸時代から現在に至るまでどのように変化してきたのかについてパネル展示を行ないました。そのほか、古文書や木材、成長錐なども合わせて展示し、電子顕微鏡で年輪サンプルを観察できるコーナーを設置しました。子供向けとして「江戸のお天気クイズ」を実施し、江戸時代の天気にまつわる15問のクイズを出題しました。全問正解した子供たちには「江戸のお天気博士」シールを進呈しました。

2015.07.10

2015年7月31日(金)地球研オープンハウス開催のお知らせ

気候適応史プロジェクトは「江戸時代の天気を学ぼう!」と題して、鎌谷かおるプロジェクト研究員を中心に江戸時代の天気や環境についてクイズで楽しく学べる企画をご用意しています。古文書や絵図に興味がある方におススメです。やさしい解説もあります!

地球研オープンハウス特設ページはこちら

地球研オープンハウス特設ページはこちら

2015.07.10

気候適応史プロジェクトでは、大学院生を募集しています。

地球研では名古屋大学大学院環境学研究科と連携協定を結んでおり、同研究科に入学すると地球研プロジェクトに直接参加して(地球研教員を直接の指導教員として)研究を行なうことが可能です。詳しくは、下記までお問い合わせください。

気候適応史プロジェクト

総合地球環境学研究所・研究室2

〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4

Tel: 075-707-2236(事務:皇甫) Fax: 075-707-2506

E-mail: koho[a]chikyu.ac.jp ([a]を@に置き換えてご利用ください)


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