■ 同位体環境学講習会2014 募集要項

1. 目的

 総合地球環境学研究所(地球研)では、さまざまな形態で存在する環境試料に対して、軽元素から重元素に至る様々な安定同位体比を精密に測定するための実験環境を整備してきました。これら機器を利用した地球環境に関する共同研究を促進するため、2012年度より同位体環境学共同研究事業を開始しています。本講習会は、同事業と関連して実施するもので、安定同位体手法を用いた研究を目指す初心者のスキルアップを目的にしています。 水は地球環境研究で最も重要な研究対象の一つであり、そこに存在する各種元素の安定同位体比から様々な環境情報を得ることができます。固体試料も溶液にすることにより、これら多元素の安定同位体比分析が可能になります。本講習会は、水を対象にして、水を構成する水素や酸素のほか、陽イオンとして存在するストロンチウム、陰イオンとして存在する硫酸イオンの硫黄の安定同位体比を分析する方法を習得することを目的にしています。
 なおこの講習会は、京都大学生態学研究センター(滋賀県大津市)が実施する炭素・窒素の安定同位体分析に関する「安定同位体生態学ワークショップ」と共同して行うものです。

2. 担当スタッフ
中野孝教、申基澈、陀安一郎(京都大学生態学研究センター)ほか

3. 開催地
総合地球環境学研究所、実験室(7,8,9,10,11,14,17室)

4. 期間
2014年9月8日(月)~12日(金)、9時~17時(昼休憩12時15分~13時)

5. 対象者
平成26年度の同位体環境学共同研究事業に採択および地球研プロジェクトに参加している研究者、ポスドク、大学院生および大学院進学を予定している学部生を主な対象としています。

6. 講習内容
・ 4班に分け、どのグループも水素・酸素・硫黄・ストロンチウムの同位体分析を行い、最後に分析結果をまとめ発表を行います。

・ 使用装置
  水同位体比分析装置(PICARRO社製 CRDS)
  表面電離型質量分析装置(Thermo Fisher Scientific社製TIMS)
  硫黄同位体比分析装置(Thermo Fisher Scientific社製IRMS)
  固体試料自動粉砕装置

・ 使用試料:地球研で用意します。

7.参加定員
12~16名程度(応募者が多数の場合は初心者を優先させて頂きます)。

8.所要経費
参加費は無料。旅費、宿泊費、保険代は各自負担。食事は各自でご用意下さい
(所内で昼のお弁当の販売はありますが、食堂・コンビニ等はございません)。

9.参加条件
・ 研究者の場合は、実験作業に関して労働災害保険もしくはそれに準じる手当がされていること。
・ 学生の場合は、「学生教育研究災害障害保険」等に必ず加入していること、学内で必要な手続きを行ない指導教員の許可を得ること。
・ 原則として全日程参加出来る方。

10.参加申込
参加希望者は、「同位体環境学講習会2014参加願」に必要事項を記入の上、総合地球環境学研究所 研究高度化支援センター、計測・分析部門講習会担当へ提出して下さい(封筒の表に「講習会参加願在中」と朱書すること)。
遠方の方は、地球研の宿泊施設「地球研ハウス」を利用して頂くことが可能です(各室の一泊あたりの宿泊料金:一人部屋:2100円、二人部屋:3000円、三人部屋: 3500円、いずれも食事なし)。ご希望の方は参加願の「2. 地球研ハウス宿泊希望」の欄に宿泊希望日をお書き下さい。
宿泊部屋については、ご希望にお応えできない場合があることを予めご了承ください。

11.参加申込みおよび問い合わせ先
  〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山457番地4
  総合地球環境学研究所 研究高度化支援センター 計測・分析部門講習会担当
  Home page:http://www.chikyu.ac.jp/laboratories/lab.html
  
  TEL:075-707-2430 FAX:075-707-2510

12.申込期限
 2014(平成26年)年 7月31日(木)17時必着

13. その他
 本講習会で得られたデータは、地球研に帰属します。

■ 申込書

申込書書式はこちらへ(ワードファイル doc形式:16kb)


■ お問い合わせ

〒603‐8047 京都市北区上賀茂本山457‐4
総合地球環境学研究所 研究高度化支援センター 計測-分析部門 講習会担当
電話:075-707-2430