地球研所員による研究活動を広く紹介する学術出版物で、これまで『クスノキと日本人――知られざる古代巨樹信仰』(八坂書房)、『世界遺産をシカが喰う』(文一総合出版)、『ヒマラヤと地球温暖化』(昭和堂)、"Indus Civilization-Text and Content" (Manohar)、『人はなぜ花を愛でるのか』(八坂書房)等を刊行しています。

発行所 Manohar Publishers & Distributors 2011年(Volume 9 は2012年)
Volume 4: 163頁, ISBN 9788173049101 (編)長田俊樹・上杉彰紀
Volume 5: 111頁, ISBN 9788173049118 (編)長田俊樹・上杉彰紀
Volume 6: 163頁, ISBN 9788173049125 (編)長田俊樹・上杉彰紀
Volume 7: 187頁, ISBN 9788173049293 (編)長田俊樹・上杉彰紀
Volume 8 Part 1 & 2: 800頁, ISBN 9788173049309 (著)Randall William Law
Volume 9: 262頁, ISBN 9788173049484 (編)長田俊樹・遠藤仁

佐藤洋一郎(監修) 原田信男・鞍田 崇(編)
焼畑は本当に環境破壊の要因なのか――。歴史・地理・民俗・農学それぞれの観点から、アジア・アフリカ各地で伝統的に行われてきた焼畑の実態を報告。先人の経験知の宝庫ともいうべき焼畑を検証することによって、農業へ新しい知見を提示し、農業と環境、ひいては人と自然の関係を問い直す。総合地球環境学研究所で行われたプロジェクトの研究成果。
発行所 思文閣出版 2011年10月
600頁 定価9,450円(本体9,000円)
ISBN 978-4-7842-1588-1

長田俊樹・上杉彰紀(編)
このシリーズは、地球研から出版した寄稿論文集Occasional Papersの成果を、世界中のインダス文明研究者や一般読者に発信する目的で、本プロジェクトがインドの大手出版社Manohar社と提携して企画したものである。今回出版されたVol. I-Ⅲは、内容的にはOccasional Papers Vol. 3-5に当たる。本プロジェクトにかかわる日本、インド、パキスタン、欧米の第一線の研究者の論文で構成されており、研究分野も考古学、地質学、植物学、DNA分析、言語学など多岐にわたっている。なお、このシリーズは今後も出版が続く予定で、すでにVol. IV-VIの編集も終わっている。
発行所 Manohar Publishers & Distributors 2010年10月
Volume 1: 109頁, ISBN 9788173048623
Volume 2: 178頁, ISBN 9788173048609
Volume 3: 137頁, ISBN 9788173048616

佐藤洋一郎(監修) 鞍田 崇(編)
自然環境と農業開発は、対立するだけのものなのか?最新の遺跡発掘調査や焼畑など国内外でのフィールドワーク調査の成果から、近世の農書に描かれる農業の方法まで―東西ユーラシアの農耕の歴史が蓄えた知恵を紹介しながら、生産性・能率性の追求に偏りがちな現代農業のあり方に警鐘を鳴らし、自然・環境との共生をめざす持続可能な農耕の姿を提唱する。
発行所 臨川書店 2010年1月
256頁 定価2,940円(本体2,800円)
ISBN 978-4-653-04045-3

佐藤洋一郎(監修) 木村栄美(編)
異なる風土の中で異なる農耕社会を築いてきたユーラシアの人びと。イネ、ムギといった主要穀物以外の、ウリ、マメ、イモ等さまざまな栽培作物について、最新の研究成果からその起源に迫り、風土と農耕の関係を探る。また、かつて中尾佐助・佐々木高明によって提唱された照陽樹林文化は、農耕文化の多様性とどのように関わっているのかを改めて問い直す。(本書帯紹介文より)
発行所 臨川書店 2009年10月
366頁 定価3,150円(本体3,000円)
ISBN 978-4-6530-4044-6

長田俊樹(編)
本書は、第7回ハーヴァード・ラウンドテーブルで発表された、11本の論文をまとめたものです。この学会は、「南アジアと中央アジアにおける民族集団の形成」をテーマに、さまざまな分野の専門家が集って毎年開かれるもので、第7回はハーヴァード大学と地球研の共催で、2005年6月に京都で開かれました。内容は3部に分かれます。第1部は、インダス文字の歴史、動物考古学、農耕拡散の歴史、最新のインダス印章の分析等を手がかりにインダス文明の歴史を論じた4本の論文からなります。第2部は、南アジア諸言語における農耕関連の語彙を手がかりに南アジアの農耕の起源を探る4本の論文を収めています。第3部は、比較神話学の手法を使って文献資料から古代南アジアの文明に迫る、3本の論文からなります。
発行所 Manohar Publishers & Distributors 2009年9月
ISBN 978-81-7304-799-2

長田俊樹(編)
本書は、インダス・プロジェクトから2007年に出版された2冊目の論集をインドから再出版したものです。4本の論文と85ページにおよぶ資料を収める補遺からなります。論文は2部に分かれます。最初の2本はインダス文字をめぐるもので、グジャラート州のロータール出土の封泥に押された印と、タミル=ナードゥ州出土の石斧に刻まれた痕を分析します。後半の2本は、グジャラート州カッチ県のカーンメール遺跡における初年度の発掘調査の報告です。補遺には、グジャラート州のハラッパー遺跡のリストと、インダス流域におけるすでに発掘された遺跡のリストが掲載されています。
発行所 Manohar Publishers & Distributors 2009年9月
ISBN 978-81-7304-821-0

佐藤洋一郎(監修) 鞍田 崇(編)
乾燥帯の中央・西アジアと、温帯のヨーロッパ。従来、「砂漠」と「牧場」という非常に対照的なイメージを与えられてきた両者は、ムギを主要穀物とし、ヤギやヒツジを家畜にするという点で共通した農耕風土を持っていた!シルクロードの小河墓遺跡など最新の研究成果を紹介しながら、ユーラシア大陸という広大な地域を横断する農耕の歴史に迫る。(本書帯紹介文より)
発行所 臨川書店 2009年7月
254頁 定価2,940円(本体2,800円)
ISBN 978-4-6530-4043-9

佐藤洋一郎(監修) 木村栄美(編)
日本人にとってのコメをめぐる環境と思想は、どのような歴史をたどり、現代の食文化や農耕のあり方にどのような問題を投げかけるのか。東南アジアのコメの文化・思想も視野に入れながら、民俗学・神道・植物学・農業従事者などコメの現場に携わる様々な立場の識者が、コメをめぐる環境・思想の多様性について追究、そのあるべき未来を提言する。(本書帯紹介文より)
発行所 臨川書店 2009年4月
257頁 定価2,940円(本体2,800円)
ISBN 978-4-6530-4042-2

佐藤洋一郎(監修) 鞍田 崇(編)
ユーラシア農耕1万年の歴史において、イネという植物はどのように変遷してきたのか。稲作文化・稲作社会が成立するに至るまでイネと人間はどのように歩んできたのか。そして、未来の稲作はどこへ向かうべきなのか。考古学・植物遺伝学・農学・民族学など諸研究分野の第一人者が一堂に集い、ユーラシアの農耕・人びと・環境のこれまでとこれからについて解き明かす。(本書帯紹介文より)
発行所 臨川書店 2009年1月
274頁 定価2,940円(本体2,800円)
ISBN 978-4-6530-4041-5

ピーター・ベルウッド著
長田俊樹、佐藤洋一郎訳
学問の細分化が進んだのはいつごろからでしょうか。そうしたなかで、壮大な仮説よりも実証的で堅実な研究ばかりが要請され今日に至ります。その流れと逆行するような壮大な仮説をあつかったのが本書なのです。この「初期農耕拡散仮説」によると、農耕拡散という現象は農耕という技術だけで伝播したことはけっしてなく、かならず人類の拡散をともなっておこったのです。ベルウッド教授は、その人類の拡散を語族や遺伝子の拡散によって跡づけ、考古学的な証拠を提示しています。つまり、考古学、言語学、人類学、遺伝学などを総合して、その仮説を証明する、それが本書のテーマです。
発行所 京都大学学術出版会 2008年7月
560頁 定価5460円(本体5,200円)
ISBN 978-4-8769-8722-1

中尾正義 編
ヒマラヤの氷河は急激に衰退している。最近の観測データをもとにしてその実態を述べるとともに、その原因についても考察している
発行所 昭和堂 2007年4月
163頁 定価2,415円(本体2,300円)
ISBN 978-4-8122-0721-5

日高敏隆・白幡洋三郎 編
なぜ人は花を愛でるのかについて、先史考古学、日本史、人類学、美術史、植物文化史などの多面的なアプローチから追求した好著で、2006年度の人間文化研究機構の公開シンポジウム・講演会にもとづく
発行所 八坂書房 2007年4月
270頁 定価2,520円(本体2,400円)
ISBN 978-4-8969-4890-5

長田俊樹(編)
発行所 Manohar Publishers & Distributors 2006年1月
269頁
ISBN 978-8-1730-4682-7

湯本貴和・松田裕之(編)
今、日本全国でシカが増え、食料となる森は食い尽くされ、生態系が破壊されている。北海道・知床、本州・大台ヶ原と大峯、九州・屋久島を重点的に取り上げ、シカが増える原因を探り、対策を考える。
発行所 文一総合出版 2006年3月
212頁 定価2,520円(本体2,400円)
ISBN 978-4-8299-1190-7

佐藤洋一郎(著)
人々に崇められた巨樹の周囲に、祠や神社がつくられて信仰の対象となる…。そんな「巨樹信仰」の中心となったクスノキ。そのクスノキと日本人の関係を縄文にまでさかのぼり、DNA鑑定等を駆使して詳述。
発行所 八坂書房 2004年10月
238頁 定価2,730円(本体2,600円)
ISBN 978-4-8969-4848-6
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