Future Earth アジア地域センター

Future Earth アジア地域センター

Future Earthは、持続可能な地球社会の実現をめざす国際的な研究プラットフォームです。「人類が持続可能で公平な地球社会で繁栄する」というビジョンの実現に向け、(1)ダイナミックな地球の理解と、(2)地球規模の持続可能な発展、(3)持続可能な社会への転換、という3つのテーマを掲げ、2015年から10年計画で正式に活動を開始しました。

Future Earthは、これまで20年以上にわたって地球環境研究を推進してきた4つの国際研究計画―地球圏・生物圏国際協同研究計画(IGBP)、地球環境変化の人間的側面国際研究計画(IHDP)、生物多様性科学国際協同計画(DIVERSITAS)、世界気候研究計画(WCRP)―が再編・統合、もしくは緊密に連携する形で誕生し、自然科学・人文科学・社会科学など、あらゆる分野を対象に、分野の枠を超えた研究の統合を推進しています。さらに、行政・政策立案担当者、産業界、教育関係者、メディア、市民団体など、さまざまな社会の関係者と研究コミュニティとの連携を推進し、政策立案や社会の課題解決に役立つ知見の創出をめざしています。

Future Earthの運営は、評議会を最高意思決定機関として行ないます。研究の実施にあたっては、5ヶ国(日本、スウェーデン、仏、米、カナダ)に分散して置かれた1つの国際本部事務局と、世界の3地域(中東・北アフリカ、ヨーロッパ、アジア)の地域センターが中心となり、テーマやプロジェクトを超えた関係者間の連絡調整や研究推進を行なっています。

地球研は、アジアにおける学際・超学際研究の実績を背景に、地域事務局のひとつであるアジア地域センターの運営を担い、Future Earth in Asiaワークショップなど、さまざまな機会を捉え、アジアの優先課題の作成やネットワークの構築を進めています。特にアジアの動向がFuture Earth全体のアジェンダに反映されるよう、地域とFuture Earth本部をつなぐ役割を果たしています。こうした中、2016年には、Sustainability Initiative in the Marginal Seas of South and East Asia(SIMSEA)、2017年にはMonsoon Asia Integrated Research for Sustainability–Future Earth(MAIRS-FE)の2つのFuture Earthプログラムが始動しました。さらに、Future Earthが研究の主要なメカニズムとして推進している「知と実践のネットワーク/ Knowledge-Action Networks(KANs)」に関し、そのひとつである「持続可能な消費と生産」のテーマについて、事務局として主導的な役割を果たしています。一方、国内では地球研が主体となり、市民・行政・産業界・専門家など社会の関係者の意見をもとに、持続可能な社会に向けて「日本における戦略的研究アジェンダ」を作成しました。

さらに、アジアにおけるFuture Earthの推進体制の充実を図り、2016年には、南アジア地域オフィスがバンガロール(インド)に設置されたほか、これまでに中国、韓国、台北、インド、オーストラリアで国・地域レベルの推進組織が発足しています。ウェブサイトやフェイスブックなどのメディアを通じ、アジアにおけるFuture Earthの最新動向の情報を発信しています。

関連研究

受託研究(RISTEX)[2014-2016年度]

フューチャー・アース構想の推進事業
「日本が取り組むべき国際的優先テーマの抽出及び研究開発のデザインに関する調査研究」

研究代表者:谷口 真人

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大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所

〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4

Tel.075-707-2100 (代表)  Fax.075-707-2106 (代表)

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