●2014年7月28日(月)
青森市観光物産館アスパムにて連携研究「自然と文化」青森研究会を開催した。
千葉作龍(青森ねぶた制作者)
(都合により中止。代わりに企画集団ぷりずむの佐藤史隆氏が千葉作龍著『名人が語る・ねぶたに儲けた半世紀』を紹介した。)
阿南 透(江戸川大学社会学部教授)
木部暢子(国立国語研究所副所長教授)
篠原徹(滋賀県立琵琶湖博物館館長)
メンバー:阿南 透、木部暢子、篠原徹、笹森建英(元弘前大学教育学部教授)
1947年青森市生まれ。青森ねぶたのねぶた製作者(ねぶた師)。
師は父・作太郎。第2代ねぶた名人・北川啓三や、第三代ねぶた名人・佐藤伝蔵などの小屋に行って学んだ。67年から大型ねぶたを制作。大賞(田村麿賞、ねぶた大賞)受賞10回。2011年のねぶた祭り期間中に「第5代名人」の称号を贈られる。著書『名人が語る ねぷたに儲けた半世紀』を7月上旬に刊行。
1958年生まれ。江戸川大学現代社会学科・教授。専門は民俗学、文化人類学。青森ねぶた祭には1997年から毎年通い、ねぶたの家ワ・ラッセのねぶた歴史常設展示コーナー展示検討委員を務めた。論文に『青森ねぶた誌』(共著)「青森ねぶた祭におけるねぶた題材の変遷」「『東北三大祭』の成立と観光化」など。
1955年生まれ。国立国語研究所副所長・教授。専門分野は日本語方言学、アクセント論。特に、南九州、奄美、沖縄の方言の調査研究を行なっている。主な著書に『西南部九州二型アクセントの研究』、『鹿児島県のことば』(共著)、『方言の形成』(共著)、『じゃっで方言なおもしとか』など。
1945年生まれ。滋賀県立琵琶湖博物館館長。博士(文学)。専門は民俗学、生態人類学。自然と人の関係についての民俗学的研究をテーマとして国内外の調査に従事。主な著書に『自然と民俗』、『海と山の民俗自然誌』、『自然を生きる技術』、『自然を詠む』など。
1931年青森県弘前市生まれ。早稲田大学文学部、アメリカ・マンハッタン音楽院大学院修了(作曲)、ハワイ大学音楽学部修士課程(民族音楽部)修了。元弘前大学教育学部教授。元弘前学院大学社会福祉学部教授。青森県文化財審議委員(1975~2007年)。専門領域は民族音楽学・作曲。著書に『津軽ねぷた論攷』など多数。
1970年生まれ。関西学院大学教授。地域の自然や文化を活かしたまちづくりに関する調査・研究に従事。2010 年4 月より、同大学観光学・まちづくり研究センター長。著書に「追憶する社会」、共著に「文化遺産と現代」等。
1958年生まれ。総合地球環境学研究所教授。東南アジア熱帯林で生態学調査を続けてきた。その過程で環境問題の文化的・社会的側面に興味を持つ。現在の専門は環境人類学・相関地域研究。主な著書に『森はだれのものか?-アジアの森と人の未来』(共著)など。
▶ 挨拶・趣旨説明 阿部健一
▶ 司会 山泰幸
▶ 企画集団ぷりずむ 佐藤史隆
▶ 講演者 阿南透
▶ 講演者 木部暢子
▶ 講演者 篠原徹
▶ パネルディスカッションの様子
▶ パネリスト 笹森建英
▶ 閉会の挨拶 秋道智彌